昔は、ご先祖様のお墓に入るのが常識となっていましたが、最近では慣習にとらわれない自分らしいお葬式をという考えも広まってきています。「個人」を尊重する現代的なあらわれであり、今は少子化現象で、平均年齢が80歳以上、定年後かなり高齢になってから亡くなるというケースも増えてきているため、お葬式にも自分らしさを演出する方が増えてきています。
火葬した遺骨も海や山などに散骨する自然葬もお墓の新しい形としてとらえられています。子孫や墓の後継者がいなくなっても無縁墓にはならない「合祀墓」の形を選ぶ人も増えています。
エンバーミンクという言葉はご存知でしょうか?エンバーミンクは、アメリカなどで広く行われている遺体衛星処置用です。専用の施設で遺体から血液を抜き取り、消毒と防腐処置を施します。その後縫合し、全身洗浄を行った後に、衣服を着せメークなどして納棺します。遺体の状態を悪くすることなく、ゆっくり別れの時間を過ごすことができます。